中古パソコンを買ったら最初にやるべき9つのチェックリスト
こんにちはR2-TMです。
最近はパソコンの値段も高騰し、新品よりコスパを重視して「中古パソコン」を購入する人が増えています。しかし中古品ゆえに、購入してすぐにトラブルが起きることも…。そこで今回は中古パソコンを買ったら最初にやるべき9つのことをまとめました。実際の設定やチェックリストを一つずつ押さえて、安心して長く使える環境を整えましょう。
1. リカバリディスクの作成
中古パソコンでは前の所有者の環境が残っている場合もあり、万一のトラブルに備えて回復ドライブ(リカバリディスク)を作成するのが第一歩です。Windows10以降ではUSBメモリ(16GB以上)を使って作成可能。これはOSを再インストールしたり、深刻な障害時に復旧するために必須です。
2. Windowsアップデートを実行
中古PCは長期間アップデートされていないことが多く、セキュリティリスクが高い状態です。購入後すぐにWindows Updateを実行して最新状態にしましょう。更新プログラムの適用でウイルス感染や不正アクセスのリスクを大幅に減らせます。
詳しい手順はこちら → Windows公式ヘルプページ
3. CPUの負荷テスト
中古PCの性能チェックとして、CPUに高負荷をかけて安定動作するか確認しましょう。フリーソフトを使えば簡単にストレステストが可能です。異常な発熱やフリーズが起きる場合はハード的な不具合の可能性があるので要注意です。
4. メモリの診断
「Windowsメモリ診断」を使えば標準機能でチェック可能です。エラーがあれば、今後ブルースクリーンやフリーズの原因となるため、早めの交換が望ましいです。中古品では意外とメモリ不良が見つかることがあります。
5. 不要ソフトのアンインストール
中古パソコンには不要なソフトやアプリが大量に入っているケースもあります。不要なソフトを削除することで、動作が軽くなりセキュリティリスクも下がります。特に体験版のウイルス対策ソフトが複数入っている場合は注意してください。
6. 画面表示のチェック
ノートPCならディスプレイの輝度を最大にしてムラやドット抜けがないか確認しましょう。中古ディスプレイはバックライトの寿命(約3万時間)が影響するため、長時間使用している場合は暗さやチラつきが出ることもあります。
7. キーボードの確認
キーが反応しない不具合は中古PCでよくある症状です。特に「Enter」「Ctrl」「Shift」など使用頻度の高いキーを重点的に確認しましょう。メモ帳に実際に文字を入力してテストすると簡単です。
8. 外部接続の確認
USBポート、LANポート、Wi-Fi接続など、外部機器との接続も事前に確認しておくことが重要です。USBメモリや外付けHDDを差して、正常に認識されるか必ずチェックしましょう。
9. バックアップ・同期設定
最後に、万一に備えてクラウドバックアップを設定しておくことをおすすめします。GoogleドライブやOneDriveを使えば自動的にファイルを同期できるので、突然の故障や紛失にも備えられます。
学生向けパソコン選びのポイント
まとめ
中古パソコンはコスパ抜群ですが、そのまま使い始めるとトラブルのリスクもあります。今回紹介した9つのチェックリストを実行すれば、安心して快適に利用できる環境が整います。最初にしっかり整備しておけば、長期的に安心して使えますよ。
中古PCを検討している方は、ぜひこの記事を参考にして最初の一歩を踏み出してください。
雑学・豆知識
- ノートPCの寿命は平均で約4〜6年とされ、デスクトップより短めです。
- Windows OSは定期的に大型アップデート(年2回程度)があり、機能追加だけでなく寿命の延長にもつながります。
- 中古市場では、企業リース落ちのPCが多く流通しており、実は管理状態が良いものが多いのです。
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