こんにちはR2-TMです。ブログ運営や副業を進めるうちに、私自身も「どのパソコンを選べば失敗しないのか」を本気で見直すことになりました。大学進学を控えた家族との会話をきっかけに、MacかWindowsか、ノートかデスクトップか、そして予算感まで徹底的に検討。その学びを、これから購入する方にも役立つように“実用一点張り”でまとめます。
※本記事は執筆時点の情報に基づいて作成しています。価格・仕様・在庫は変動します。最新情報は必ず公式サイト等でご確認ください。
PCの選び方:用途・予算・快適性で“後悔しない”一台を見つける
結論と要点(先に答え)
最初に結論です。PC選びに迷ったら、次の3軸で判断すると失敗しにくくなります。
- 用途:何に使う?(文章作成/学習/プログラミング/動画編集/ゲーム)
- 可搬性:どこで使う?(自宅固定/外出や通学/出張が多い)
- 予算:初期費用+周辺機器でいくら?(本体だけでなく、拡張費も計算)
そして用途別の大まかな推奨は以下。
- 文章作成・ブログ運営:8〜16GBメモリ/第12世代以降Core i5 or Ryzen 5 以上/SSD 512GB/軽量ノート
- プログラミング・開発学習:16GB以上/SSD 512GB以上/UNIX系が便利→Macの利点大
- 動画編集:16〜32GB/M2 Pro以上(Mac)またはCore i7 & RTX系GPU(Win)/高速外付けSSD
- ライトな写真編集:16GB/広色域ディスプレイ(sRGBカバー率高)
- ゲーミング:専用GPU必須(RTX 4060〜)/冷却と電源設計も重視
導入と背景(悩み→方針)
「ブログを始めてPC作業が増えた」「大学でレポートやプログラミングを始める」「副業で動画編集にも挑戦したい」——必要とする性能は、人によって大きく違います。加えて、最新OSやCPUの世代更新、円相場による価格変動もあり、「いつ・何を買うか」を慎重に決めたいところ。そこで本記事では、“あなたの使い方”にフィットする現実解を、優先順位と具体例で解説します。
用途で決める:最初の設計図
1) ブログ・ライティング中心
問題提起:文章中心なのに「高スペック=良いPC」と思ってオーバースペックを買いがち。
解決策:表示の速さ・キーボードの打ちやすさ・バッテリー持ちを重視。
具体例:Core i5/Ryzen 5級+メモリ16GB+SSD 512GB、重さ1.3kg前後の13〜14インチ。
まとめ:軽量&長時間駆動が正義。CPU最上位でなくても体感は快適。
2) プログラミング・開発学習
問題提起:環境構築で時間を失う/UNIX系コマンドに慣れたい。
解決策:開発情報が豊富でUNIX互換のmacOSが有利(DockerやHomebrewの導入が容易)。
具体例:MacBook Air/Pro(M2以上)16GB/512GB〜。
まとめ:学習効率を最優先するならMac。Win派はWSL2やDocker前提でOK。
3) 動画編集・画像制作
問題提起:書き出しに時間がかかる/素材管理が重い。
解決策:CPU+GPU+メモリ+ストレージ速度のバランス。
具体例:MacならM2 Pro以上+16〜32GB、WindowsならCore i7+RTX 4060級+16〜32GB。
まとめ:外付けの高速SSD(USB4/Thunderbolt)で素材を分離すると安定。
4) ゲーミング
問題提起:フレームレートが出ない/発熱で性能低下。
解決策:専用GPU(RTX 4060以上)と冷却設計、電源容量を確認。
具体例:ゲーミングノート or デスクトップ(ミドルタワー)+メモリ16〜32GB。
まとめ:長く遊ぶならデスクトップ優位。ノートは冷却と重量を許容できるかが鍵。
Macのメリット/デメリット(整理)
Macのメリット
- 開発環境に強い:UNIXベースでツールが揃い、情報も豊富
- 動画・クリエイティブに強い:MシリーズSoCのエンコードが高速
- トータル完成度:トラックパッド・キーボード・スリープ復帰・静音性
- 中古価値が落ちにくい:一定のリセール期待(一般論)
Macのデメリット
- 価格:初期費用が高め
- 互換:一部ソフト/周辺機器で注意(代替手段の検討が必要)
- 拡張性:ポートが少なくアダプタ前提のことも
Windowsの強み・違い
- 選択肢の多さ:価格帯・サイズ・GPU構成が豊富
- 業務互換:企業現場での採用多数、業務ソフトの互換性
- ゲーミング:GPUとドライバの選択が広い
まとめ:学習効率とクリエイティブはMac優位、自由度とコスパはWindows優位。用途で選び分けましょう。
スペックの見方(初心者向けに要点だけ)
項目 | 目安 | チェックポイント |
---|---|---|
CPU | 日常:i5/Ryzen5|重作業:i7/Ryzen7|Mac:M2〜 | 世代の新しさ重視(第12世代以降) |
メモリ | 最低8GB、快適は16GB、編集系は32GB | 増設可否(オンボードか?) |
ストレージ | SSD 512GB〜|編集系は1TB+外付け | NVMeか/外付SSDの規格(USB4/TB) |
ディスプレイ | 13〜14型FHD/2K|sRGB高カバー率 | 非光沢か/色域/輝度(300nit以上) |
重量・駆動 | 1.3kg前後/10時間以上 | ACなしで半日もつか |
ポート | USB-C/USB-A/HDMI/イヤホン等 | ドックが必要か/給電の規格(PD) |
入力 | キーボード配列・打鍵感・トラックパッド | 実機チェック推奨(長文で差が出る) |
価格帯別の“現実解”テンプレ
- 8〜10万円:文章・学習向け。i5/R5+8GB+SSD512GB。将来の外付けSSD前提。
- 12〜15万円:ブログ+軽い編集。i5/R5+16GB+SSD512GB〜。
- 18〜25万円:動画編集・開発学習の主戦場。i7/R7 or M2 Pro級+16〜32GB。
- 30万円〜:本格編集・3D・ゲーミング上位。GPU/冷却/拡張第一。
ノートかデスクトップか
ノートPC
持ち運び自由/カフェや講義、客先作業に強い。弱点は拡張性と冷却余力。
デスクトップ
同価格帯なら性能が上。拡張・冷却・静音を作り込みやすい。持ち運び不可。
まとめ:動くならノート、腰を据えて重作業ならデスクトップ、という割り切りが有効。
買う前チェックリスト(保存版)
- OS:必要ソフトが対応しているか
- CPU/メモリ/SSD:用途の目安を満たすか
- 入出力:USB数、HDMI、SD、イヤホン、カメラ画質
- キーボード:日本語配列/バックライト/打鍵感
- 重量・駆動時間:移動が多いなら特に重視
- 保証・延長保守:持ち運ぶ人は手厚く
- 周辺機器予算:ドック、外付けSSD、マウス、クラムシェル用スタンド
MacかWindowsか——私の判断
私自身は、ライティング+開発学習+軽い編集が中心だったため、最終的に「軽快・静音・電池もち」と「UNIX互換の利便性」を重視してMacを第一候補に。とはいえ、コスト重視で拡張したい方はWindowsが強い。ここは正解が一つではありません。あなたの使い方で最適解が変わります。
関連リンク:私の楽天ROOMセレクト
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※掲載商品は執筆時点の情報をもとに選定しています。価格・在庫・仕様は必ず販売ページでご確認ください。
雑学・豆知識(PC編)
- タイピング速度は“配列”で変わる:同じ人でもJIS/US配列やキーピッチの差でミスタイプ率が変化。長文派は実機試打が効きます。
- SSDは“空き容量”が命:SSDは空きが少ないほど速度が落ちやすい性質。総容量の2〜3割は空けて運用が快適。
- 冷却=静音のカギ:ノートの吸排気口を塞がない、台で底面を浮かせるだけで熱だまりが減り、性能維持に貢献します。
まとめ
- PC選びは用途・可搬性・予算の3点で設計する。
- ライティングや学習は“軽くてバッテリー長持ち”を最優先。
- 開発学習や動画編集は、メモリとストレージ速度を惜しまない。
- Mac=効率と完成度、Windows=選択肢と拡張、で得意分野が違う。
- 買う前チェックリストで“後悔ポイント”をつぶす。
最後にもう一度。あなたが何をしたいかが、最高の一台を決めます。この記事を叩き台に、ストレスのないPC生活を始めていきましょう。
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